こんにちは、はやみです。
「上の子がADHDグレーゾーンの場合、下の子もグレーゾーンと言われる日がくるのでは?」
と、気になっていませんか?
ADHDは先天性の障害なので、遺伝が関係しているのではないかといわれています。
実際に、兄弟でADHDグレーゾーンになる確率はどれぐらいなのか調べてみました。
ADHDは遺伝する?その確率とは?
ADHDと遺伝は無関係ではないものの、決定打はないというのが現状のようです。
しかし、保護者がADHDの傾向を持っている、かつて持っていたということは珍しくないとのこと。
実際のところ、我が家の場合は、夫婦ともADHDグレーゾーンであることを自負しています。
不注意さや感情のコントロールが苦手なところは、自分をみているようで、正直複雑です。
ADHDとの遺伝には何かしらの関係があるのではないかといわれています。実際に、ADHDの発症に関与する遺伝子はいくつか発見されていますが、いまだに遺伝的要因を確定する決定打はありません。
実際に、ADHDのお子さんの保護者の方に話を聞くと、自分の小さいころに行動が似ている、母親が忘れっぽいところがあるなど、保護者の方もADHDの傾向を持っている・かつて持っていたということがめずらしくありません。本人のほかに兄弟もADHDや、学習障害、自閉症などの他の発達障害であったケースもあります。
https://medicalnote.jp/contents/171227-011-KJ
遺伝する確率は70%前後
親がADHDの場合、子に遺伝する確率は70%前後という研究結果が出ているそうです。
親がADHDの場合、その子どももADHDである可能性は非ADHDの親の場合と比べると5〜10倍高いといわれています。これを確率に直すと、親がADHDの場合、50〜80%(平均70%)の確率で遺伝するという研究結果が出ています。
https://medicalnote.jp/contents/171122-010-FI
けっこう高いですよね。
兄弟でADHDになる確率は?
兄弟でADHDになる確率は、現段階ではわかっていません。
親がADHD傾向であれば、子に遺伝する確率が高いという研究データがあることから、遺伝的な要素は否定できません。
ADHDは生まれ持った個性なので、兄弟でADHD・ADHDグレーゾーンだったとしても、「困りごとがあるようならサポートする」という関わりが重要なので、深く気にする必要はないかと思います。
「なぜ、どうして我が子がADHDなのか」と考えるよりも、「どうすれば生きやすくなるか」「この子の得意なことはなんだろう」と考えるほうが楽しいです。
まとめ
兄弟でADHDグレーゾーンになる確率についてまとめます。
・兄弟でADHDになる確率は、現段階ではわかっていない
・親から子へ遺伝するという研究データはある
子どもが発達障害といわれると、「どうしてうちの子が!?」と思ってしまいがちですが、個性として受け入れ、子どもが生活しやすい環境を作るのが親の役目かなと日々思います。
下の子もグレーゾーンかも?と思ったら、まずは専門機関へ相談しましょう。
相談窓口については、こちらをご参照ください。
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