こんにちは、はやみです。
発達障害の子どもと接していると、定型発達という言葉が気になります。
定型ってどういう意味?
うちの子は定型ではないの?
どういう違いがあるの?
こういった疑問にお答えします。
今回は、定型発達と発達障害の違いについてまとめてみました。
定型発達とは?
定型発達とは、発達障害をもたない人を指します。
現代社会では「発達障害」とされる子どもが急増。
それは、診断基準が変更され、該当する子どもの数が増えたことと、「発達障害」が多くの人に認識されるようになったことが要因として挙げられています。
発達障害の子どもは、1クラスに2~3人いるとされています。つまり、全体でみると少数派。
定型発達の子どもは、割合として、全体の7~8割を占めるということになります。
発達障害とは?
まずは、発達障害の定義からみていきましょう。
第二条 この法律において「発達障害」とは、自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能の障害であってその症状が通常低年齢において発現するものとして政令で定めるものをいう。
発達障害者支援法
発達障害は、以下の図のように大きく3つに分類されます。
それぞれ症状・特性や困りごとがあります。
自閉症スペクトラム(ASD)
- 言葉のコミュニケーションが苦手
- 人との関わりが苦手
- こだわりや興味に偏りがある
学習障害(LD)
- ディスレクシア(文字を読むのが苦手)
- ディスグラフィア(文字を書くのが苦手)
- 算数障害(計算や算数が苦手)
注意欠陥・多動性障害(ADHD)
- 不注意…忘れっぽい、気が散りやすい
- 多動性…じっとしていられない
- 衝動性…思いついたら行動してしまう
まとめ
さいごに、定型発達と発達障害についてまとめます。
- 定型発達とは、発達障害をもたない人を指す
- 発達障害は生まれつきの特性
- 発達障害の3タイプ「ASD」「ADHD」「LD」
発達障害は生まれつきの特性なので、周囲の人が子どもの特性を理解し、必要な援助をすることで、日常場面での困りごとを減らすことができます。
定型発達であっても、発達障害であっても、保護者が子どもの得意なことや苦手なことを理解し、必要なサポートをすることが重要です。
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